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こんにちは、代表の国沢です。
相模原の「津久井やまゆり園」の事件から、 1年経ちました。 1年前、私がfacebookに 「友達限定」で投稿したメッセージを、 こちらにも残しておく事に致しました。 ちょうど、1年前、 日頃は、元気ピンピンの私が、 大腸炎で1週間入院した直後に 起こった事件でした。 【友達限定公開:2016年7月FB投稿】 私は今、ニュースを見られません(=_=) 大腸炎の病み上がりなので、 ストレスをかけられないから… でも、それが無くても、 詳細なんて知りたくもない… 障害児のいる家族にとって、 あんなに大きなストレスがかかる ニュースはありません… 「津久井やまゆり園」の事件。 まずは、ご遺族に、 心から、哀悼の意を捧げます。 今までも、色々おありだったでしょう。 でも、家族は、行きつ戻りつしながら、 「家族ルール」を決め、 工夫をしながら、 本人を支え、周りを信じ、 日々暮らしているのです。 そんな今までの日々も、 これからの日々も、 犯人によって、 突然、断ち切られてしまいました。 もし、息子がそんな目にあったら… 頭が変になりそうです。 障害のある人は、 「効率主義」、「営利主義」 「結果重視」、「優性思想」 …といった事が大切にされる社会であれば、 取り残されてしまいます。 家族は、 障害のある子どもを持ったことで、 大変なことがあるにせよ、 応援しながら、暮らしています。 けれど、振り返ってみると、 「応援」しているはずだったのに、 親自身が「応援」されている事に 気付きます。 私自身の変化としては、 「肩書」「学歴」「学説」などに、 とらわれなくなりました。 その結果、 ◆「効率」「成果」ばかりを重視しない、 彼らに流れている「時間」を尊重したい… ◆「学説」だけにとらわれず、 彼ら自身をよく見て、 彼らの無限の「可能性」を信じたい… …と、やわらかく変わっている 自分に気づきます。 障害のある人の存在は、 周りの人に、そういう事の「大切さ」を 身をもって教えてくれているのかな… と、感じることがあります。 ●障害のある人にとって「優しい社会」は、 きっと、誰にとっても「優しい社会」 ●自分もいつか、何かのきっかけで 「障害者」になっても、 こわくない、悲しくない…そんな社会。 応援したり、されたり、 迷惑かけたり、かけられたりしながら、 暮らしていけたら… どんなにいいだろう。 私たち障害児の親は、おそらく、 彼らより先にこの世を去ります。 けれど、去る前に、 障害のある子どもが、 「安心して頼れる場」、 「安心して「助けて」と言える場」を 確保しておきたいのです。 そして、私の「願い」は、 息子がいつかこの世を去る時… 「僕は、生まれてきて、よかった。 楽しかったな、幸せだったな…」 と、感じてくれること。 それが、私の究極の「願い」です。 以上。 これが、あの事件のあと、 facebook友達限定で公開した私の投稿です。 シェアはお断りしておりました。 あの当時、私はこのニュースに対し、 自分の想いが整理できない状態だったからです。 今も、整理できたとは言えません。 けれど、残しておこう… そう、思いました。 ・・・合掌・・・ <記;国沢真弓>
by marble-family
| 2017-07-24 19:29
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